秋の読書感想文シリーズ ~『たつき諒著 私が見た未来(完全版)』を読んで~の回

 全人類の皆さん、おはこんばんわ!

 My fans, hello!

 少し朝が、肌寒くなってきましたが、皆さんは大丈夫ですか?

 風邪(コロナ)など、ひかないようにお気を付けください。

  さて今回は、待ちに待った本が届きましたので、感想をかねて、ご報告したいと思います。

 

 ※今回も、実在する人物・及びその発言・文献を除き、これから語る全ては、個人の感想及び空想ですので、アツくならずにお読み下さい。

また、気を付けてレビューするつもりですが、受け取り方によっては、ネタバレにもなりますので、購入を予定されている方はご注意ください。

そもそも、『たつき諒(りょう)著 私が見た未来』とは・・・

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1999年7月1日に、朝日ソノラマ文庫から発売されたコミック本の事。

1987年から発売されていた、ホラーコミック雑誌『ほんとにあった怖い話 (朝日新聞出版刊)』の、1996年9月号に掲載された『私が見た未来』を中心とした、たつき先生がこの雑誌に掲載された総集本である。

今まで、この(元)本はプレミアがついており、中古市場でも10万円以上でとりひきされていたプレミア本であった。

※「あった」としたのは、今回、完全版が出版されましたので、多分下がると思われます。

では、なぜプレミアがついていたのか?

それは、このコミックの表紙の、付箋のメモ書きのようなものに書かれていた、たつき先生が夢で見た出来事や、年月が、大災害などとほぼ同じだったからです。

写真では、わかりにくいかもしれませんが、ダイアナ妃の(暗殺?)事件や、阪神淡路大震災などの予言が記されていたのです。

そしてその中には、この本がプレミア本になるきっかけになった事柄が、確かに記されていたのです。

 

そう、そこには、

『大災害は 2011年3月』 と。

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もちろん、1999年に発売された本なので、後から書き換える事など不可能でした。

今回、なぜ廃版になっていたこの本が、完全版として日の目を見ることになったのか?

御存じの方も多いかもしれませんが、漫画を休筆されていた、たつき先生が、長い沈黙を破り、SNS上に突然現れ、本の再販の約束を出版社の人と交わし、あるユーチュ-バーの方たちと対談をし、そのユーチューバーの方が、TVメディアで有名芸能人の前で、たつき先生のこの本を紹介するという事件が起きたからでした。

しかも、富士山が今年噴火するという予言付きで・・・

 

僕の場合、再販されると聞いただけで、すぐにアマゾンでポチリましたが、この話には続きがあったのですよ!!

それは、

今回、SNSに登場した、たつき先生は、

偽者だったからです。

 

残念でした・・・。

ショックでした・・・。

何より、もうこの本は再販されないのではないか?という不安がありましたし、レビュー欄にはそのような類のコメントが、当時いっぱいありました。
でも僕はあきらめ切れずに、そのまま予約を残し、ワンチャンにかけました。

偽者の人は許す事はできませんが、結果オーライというか、こうして、無事、先生の本を拝見できた事には感謝しています。

あと、いまだに、たつき先生が『今年、富士山噴火の予言をした』と誤解されている方は、考えを改めてください。

実際の、たつき先生は、パソコンは使われるものの、インターネットにはつないでおられず、携帯電話も、今なお、ガラケーを使われておられるようです。

また今回、再販が決まった理由は、たつき先生のある決意にも似た”思い”があったからのようです。

気になる内容は・・・

一応、コミックの扱いにはなっていると思いますが、僕は新しい形の『エッセイ』として受け止めさせて頂きました。

構成としては、前述に述べたエピソードの漫画と、予知夢にまつわる文章と、連載当時の原画や写真、たつき先生の不思議な漫画や、怖いホラー漫画などが収録されています。

 

怖いといっても、たつき先生の漫画には、どこかホロリとさせられる所があります。

特に、『冥界の壁』の最後のシーンは、何度も読み返しました。

名言がそこにはあります。

 

・・・泣けます。

 

そして、たつき先生が再販を決意した、忘れてはならない重要な予言が、この本の中に書かれているのです。

 

それは、

 

2025年7月

 

に起こるようです。

これ以上の事は、どうぞ、1度本書を手に取って、ご本人でご確認ください。

確認されない方や、確認したくない方は、この日はお気を付けください。

それが、たつき先生が再販を決意したメッセージでもあります。

『共有』する事が今回の大事なメッセージでもあり、テーマでもありましたから。

 

この本を読んで思ったこと

最近は、情報が溢れすぎていて、どれが真実で、どれがフェイク(にせもの)かを、個人で見分けるのが難しくなってきていると思う。

たとえばこのブログ、始めに『個人の空想』と注意書きしているので、フェイクとして受け止められても仕方ないが、それでも、プライドは持っているつもりだ。

例えば、後でこのブログの内容を修正するときには、『Ver1.01・・1.02・・1.03・・』のように、必ず更新ナンバーを付けている。

 

なぜなら、ブログなどをやっていれば分かるのだが、『予言』のように見せかける事が可能だからだ。

 

ブログだけではなく、もちろんYouTubeでも可能だし、そのほかのSNSのほとんどで更新することで、予言めいた事ができてしまうのだ。

 

あなたの信じている予言者は、果たして本者だろうか?

 

特に、ブログや、YouTubeで的中したとされる、‶予言者”はフェイクではないのか?

 

 ・・・と、疑えるようになれるのも、経験して初めてわかる気がする。

 

 そして、よく「失敗した。」とか悔やむ人がいますが、

 

 失敗なんてない、僕たちは経験しているだけだ。

 

 と、言ってやりたい。

最後に1曲

www.youtube.com

 

   今回はこの辺で・・・ 

     OK,Let's go to the next star.🌠

 

 

 

私が見た未来 完全版

かごめ