1人FBIの回~ドラマ“anone[あのね]”を観ていたら、ニセ札についていろいろ思い出した。の回~Ver.1.01

 あまり国内ドラマは、観ていませんが、最近気になるドラマがあったので、ご紹介したいと思います。

 と、同時に、このドラマは『偽札(にせさつ)』をテーマに扱っているドラマでもあるので、今回の1人FBIのテーマにもしょうと思いつきました。

 

 ※今回も、実在するドラマ・映画を除き、これから語る全ては、個人の空想ですので、アツくならずにお読み下さい。

 ドラマ“anone[あのね]”とは・・・

 日本テレビ系列で水曜日の夜10時に、現在放映中のドラマです。

 ただ残念な事に、次回(3月21日)が最終回みたいです。

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www.ntv.co.jp

 簡単にストーリーを説明すると、主(あるじ)が経営していた印刷工場で、主に先立たれた女性(亜乃音 / あのね)と元従業員が、偽札をつくり始めます。

 そして、そこには仲間が増えて、いつの間にか、家族のように暮らし始めるのです。

www.ntv.co.jp 

 で、僕が観だしたのは第7話からだったのですが・・・

 

 な、泣ける・・・

 

 そこには、現在では珍しくなった、『ホームドラマ』が、ここにある。

 

 僕が日本のドラマを観なくなったのは、『ホームドラマ』の定義が変わったのか、進化(?)したのか、ぜんぜん“ホーム(家族)”を感じれなくなったからだろう・・・。

 

 なのに、このドラマはどうだ?

 

 実際は血のつながらない他人でもあるのに、しっかり『ホームドラマ』しているではないか。

 

 そして、多々(?)盛り込まれる、ポカ(失敗)によるサスペンス要素に、ハラハラさせられる。

 ・・・というか、わざとポカってないか?と思う時さえある。

 いや、気のせいか。うん、たぶん気のせいだろう・・・。(^^;)

 

 タイトル“anone[あのね]”は、主人公の女性の名前でもあるが、英語では“アノン”という名前ともとれます。

 分解するとan-oneとなり、どちらも1つや、1人という意味でもありますが、“1つになる”という意味との、ダブルメッセージでしょうか?

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過去にもこのような偽札を扱った映画がありました。

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www.dailymotion.com

 映画『スワロウテイル 』は、僕が岩井俊二作品を初めて観た作品でもあり、と同時に、ファンになった作品でもあります。

 「はっきりいって、邦画って面白くないなぁ・・・」と、あきらめていたところで、この映画を観たので、当時は衝撃的でした。

 というか、この映画がなかったら、邦画は観なくなっていたでしょうね・・・。

 そういえば、3月31日まで、現在『GYAO』にて、無料で観れるようですので、まだ観ていない方は、ぜひ。

※ただし15歳以下の方は、観れないのですみません。

gyao.yahoo.co.jp

 

  岩井俊二作品の魅力を語るのは、またの機会にして、偽札の話に戻したいと思います。

 

 偽札ついて

 財務省によると

偽物のお金は、作ること(コピー等)も、使うことも犯罪になります。
また、海外で作られた偽物のお金を国内に持ち込むことも犯罪になります。
更に、見た目がお金に似せたようなものを作ったり、販売したりしても犯罪になります。

もし、偽物のお金と思われるものを見つけたら、使用しないで、お近くの警察に届け出て下さい。

〔通貨偽造等の犯罪に対する処罰の例〕

  • 通貨偽造・通貨変造罪(刑法第148条第1項)
     → 無期又は3年以上の懲役
  • 偽造通貨・変造通貨の行使罪(刑法第148条第2項)
     → 無期又は3年以上の懲役
  • 輸入してはならない貨物を輸入する罪(関税法第109条第1項)
     → 10年以下の懲役若しくは3千万円以下の罰金、又はこれらの併科

 と、あります。

 つまり、作ったり、わかってて使ったりすると、3年から一生刑務所から出られないようです。

 

 最近では、動画配信者のよっさんこと、森義之さんの使わされた?事件や、昭和65年1万円硬貨事件がありますね。

 

【よっさん】森義之、偽造紙幣1万円使用疑惑動画 <2016年1月16日放送>(ニコ生) - YouTube

【偽造通貨行使で釈放後の初放送】よっさん#1「常総警察への挑戦状」2016/6/1日号 【釈放時に捨て台詞吐かれた】 - YouTube

 

 

 海外だと、1980年代の偽ドル紙幣事件、『スーパーK』事件を思い出しますね。

 ただ、今調べてみると、なぜか、ほとんど情報が出てきませんが・・・

偽札にまつわる都市伝説

 偽札を作ろうとして、まず最初に思い浮かぶのは、プリンターによるコピーだと思います。

 ただ、コピーをほんとうにしてしまうと、エラーメッセージがでて、故障してしまうらしいです。

 そして、ディスプレイには、修理先の電話番号が出るらしいです。

 でも、その電話番号は、実は修理会社ではなく、警察のとある担当先につながるとか・・・

 

 ま、検証はできないんですけどね。

 

 映画『スワロウテイル』では、磁気データと、磁気インクを使って、1万円の磁気データを、千円札に擦りこませて作っていました。

 つまり、千円が1万円になるので、9千円の儲けになります。

 ただ、千円札をセロテープで1万円札の長さにそろえたものなので、両替機でしか使えないというデメリットがありました。

 

 そして、今回のドラマ『anone[あのね]』は、磁気データの他に、お札の絵柄印刷、ホノグラムや、透かしまで再現されています。

 始めは千円札から実験して、人がいない海岸にポツンとある自販機で確認します。

 そんなある日、成功して自販機が認識するのです。

 次は1万円札なのですが・・・

 

1人FBIの見解

 偽札は、確かに犯罪以外のなにものでもありませんが、殺人事件や暴行事件のような、凶悪さを感じないのは僕だけでしょうか?

 

 例えば、銀行強盗は凶悪に感じるが、ATM(機械)強盗にはあまり凶悪さを感じないという感じです。

 

 まあ、今回のドラマ『anone[あのね]』のように作られた偽札が、機械をすりぬける事ができれば、もはやニセ札ではなく”ホンモノ”なんだと思います。

 

 つまり、ニセ札を作るのではなく、ホンモノを作ればいいんですよw

 

 ただ、どちらの作品でも観ればわかるのですが、お金で全てが手に入るわけでもないし、むしろお金で買えないものの方が価値があるような気がするのです。

最後に1曲

www.youtube.com

 

   今回はこの辺で・・・

         Have a sweet dreams!🌸

 

 

 

 

 

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